小児歯科｜香取市木内の歯医者｜さの歯科医院

乳歯の虫歯の注意点

1.茶色や白っぽい色をしている

乳歯の虫歯は茶色や白っぽい色をしているケースが多いです。
虫歯は黒い穴が開いたり黒い点ができるもの、というイメージをもつ方が多いですが、乳歯の虫歯は茶色や白っぽい色のまま進行することがあります。
お子様の歯が茶色や白っぽい色に変色しているときはなるべく早めに診察をお受けください。

2.虫歯が進行するスピードが早い

乳歯は永久歯と比べてエナメル質が薄く、虫歯が早く進行します。虫歯ができると一気に象牙質まで進むこともあり、注意が必要です。

3.子どもは虫歯の痛みに気がつきにくい

子どもは痛さを感じる痛覚が未発達のため、虫歯ができても痛みに気がつかないことがあります。痛さを感じるときにはかなり虫歯が進行していることも珍しくありません。
お子様が少しでも歯の痛みをうったえているときはなるべく早く歯科医院までご相談ください。

お子様を歯科医院にお連れになるときは

◎ウソをついてお子様を連れてくるのはNG

お子様を歯科医院にお連れになるときに、「遊びに行くよ」「買い物に行こう」などとウソをついてしまうご両親が時折いらっしゃいます。お子様にウソをついて歯科医院に連れてくるのはいけません。

お子様は唯一信頼できるご両親にウソをつかれてしまうと、何も信じられなくなります。ウソによって疑心暗鬼になり、さらに歯医者嫌いが進んでしまうことも珍しくありません。

受診の際にウソをついてお子様をお連れになるのはおやめください。歯科医院に行くときは「歯医者さんに行こうね」とやさしく話しかけるなど、工夫をしてあげるとよいでしょう。

◎お子様をリラックスさせる

歯科医院にお子様をお連れになるときに、お父様やお母様が厳しい表情だったり、そっけない態度でいるとお子様の不安が増します。歯科医院に行くときは楽しい雰囲気で話しかけるなど、お子様をリラックスさせるようにしてください。

◎幼児のお子様は午前中の受診がおすすめ

3～5歳くらいのお子様はお昼ご飯を食べたあと、眠くなったり疲れていることが多く、午後の診察で機嫌が悪くなることがあります。

お子様によって個人差はありますが、もし、午後の受診でお子様が泣き出したりむずかるときには午前中の受診をおすすめします。

◎治療が終わったらほめてあげる

お子様の治療が終わったときにはその都度、「えらかったね」「がんばったね」とほめてあげてください。ほめられることでお子様に安心感が生まれ、「次もほめられよう」という気持ちが芽生えやすくなります。

◎ふだんから歯科医院通いに慣れておく

お子様に限らず、歯科医院は定期的に通って検診を受けることが大切です。

お子様の歯の痛みなどの症状がなくてもふだんから歯科医院通いに慣れておくことで通院に対するハードルを下げることができます。お子様に「歯医者さんに行けば歯が綺麗になる」「歯医者さんは怖くない」というイメージがつけば、生涯にわたって予防歯科の意識が根付きやすくなります。

お子様が歯科医院に行くのを嫌がる場合は、ふだんから歯科医院で定期検診を受けさせることをおすすめします。「歯医者さんに行くのはいつものこと」「おなじみの歯医者さん」として歯科医院に慣れさせておくとお子様の通院もスムーズになります。